おつかれさまです。
金政興業㈱ 常務 坂本 博講です。
最近、日差しが暑いと言うより痛いですよね。 雨も降らず炎天下の
下で各現場頑張ってくれてますね。
剣道・柔道などの武道の世界には「守・破・離」という言葉があるそうです。
入門してからひたすら教わったとおりに行う、すなわち型を守るのが「守」、
これをマスターすると、自分なりに工夫を加えて新しいやり方で行う、
つまり型を破るのが「破」、さらに進歩して師匠から離れて独自の世界を
作り出すのが「離」だそうです。
この「守・破・離」は、我々ビジネスでも通用するプロセスだそうです。
新人のうちは、上司や先輩から教わったことを忠実に行い、多少疑問
があっても、とにかく「型」 すなわち基礎を固めることに専念します。
基礎ができたら新しい方法を工夫せていく「破」、さらに経験を積んで「離」へと
進んで行きますよね。このプロセスでいちばん問題なのは、守から破、破から離
へと進むタイミングです。 中には基礎が出来ていないのに勝手な方法で仕事を
して失敗する人がいます。 反対にいつまでたっても「型」から抜けだせない人も
います。 両方とも会社にとっては損失ですね。
先輩があまりアドバイスをしなくなった時、上司が難しめの仕事を命じてきた時が、
型ができたと認められた時です。 そのタイミングを良く見極め、そのチャンスを
どう上手くこなすか、どう成功させていくかを良く考えて頑張って行きましょう。
本日も御安全に